バスでヴロツワフからクラクフに移動しました。
クラクフのバスセンターからホテルまでそう遠くないはずだったので歩いて行こうと思い、案内板をみていたら「どこに行くの?」とポーランド人男性に話しかけられました。ホテルの住所と地図を見せると、ああ、この通りは駅の中を通り抜けて反対側にでないとだめですよ、と親切に教えてくれました。その後も心配だったのか私が駅の反対側に抜けるまでずっと誘導してくれました。駅の職員の人だったのか、通りすがりの人だったのかも定かではないですが。ワルシャワでは人に尋ねても知らない、と断られることが多かったのにクラクフの人はずいぶん優しいなと思いました。
| クラクフに着きました |
ホテルにたどり着き、少し休んでからヴェリチカ行きのバスに乗りました。
バスの中で隣の座席に座ったポーランド人のおじさんが色々話しかけてきました。
私の持っていた地球の歩き方をテキストに漢字やカタカナの読み方、日本語と中国語と韓国語の違いなど、色々話をしました。旅行の写真を見せたりしていたのですが、明日はアウシュビッツに行くという話になるとおじさんは急にため息をついてとても悲しい顔になりました。「あそこはねー。すごくすごく悲しい場所だよ。一度は行った方がいいと思うけど。あなたは明日すごく疲れると思うよ。」とさっきまでとは別人のように深刻な様子になりました。それぐらいポーランド人にとっても非常に重苦しい場所なのだという事が生々しく伝わってきました。
バスを降りてヴェリチカ岩塩坑に着きました。
最初に地下300mぐらいの深さに階段で降りなければならないので途中で足がもつれて転げ落ちそうになりました。
| 坑夫たち |
| コペルニクス |
| キンガ姫の伝説 |
| 岩塩坑のオーナーである王様 |
| 小人たちが働いています |
| キリスト |
| 聖母マリア |
| 最後の晩餐 |
| 巨大なシャンデリア |
日本の平安時代(1044年創業)から、つい最近(1996年)まで稼働していたというのですから本当に驚きです。世界遺産に最初に登録された12件のうちの一つだそうです。
帰りは20:00過ぎになり、バス停の場所が全く分からなくなったので土産物屋の女性にバス停はどこですか、と聞いたら親切に教えてくれました。しかしそこには団体のツアーバスしか停まっていないようでした。なんか違うなここは・・と思いながら若くて背の高いお兄さんに、ここに帰りたいんだけどどうしたらいいですか?と地図を見せました。そしたらお兄さんが、よし分かったと頷いてこのバスに乗れと言われて団体ツアーバスのような所に連れて行かれました。この人をここまで連れて行ってやれよ、とお兄さんがなにやら運転手と交渉しています。運転手は困惑している様子でしたが分かった分かった、みたいな感じで最終的にはクラクフの街まで連れ帰ってもらいました。
この日は予想以上に疲れてシャワーも浴びず、夕食も食べずそのまま寝てしまいました。
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