2014年7月22日火曜日

ポーランド+ベルリン・アムステルダム 旅行記(4)

 四日目(7月6日)  (グダンスク)

この日の午前中はグダンスク中央駅前からトラムに乗り、バルト海のビーチへ出かけました。トラムの8番で終点まで行けば着くという話だったのですが本当に着くのかやや不安でしたが終点でビニールボートを小脇に抱えたおばあさんが降りていったので間違いないだろうと思いながら乗客たちの後を着いていくとビーチにたどり着きました。






トラムの駅に行く途中の池に白鳥が泳いでいました







きれいな白砂のビーチで水はやや冷たいけど泳げないほどではなく、みんなで短い夏を謳歌している感じでした。


その後トラムで駅前にもどって旧市街を通って運河沿いのレストランに入りました。
港町だけあって魚介の料理が充実していました。

観光用の遊覧船

サーモンタルタル・
想像と違うものが出てきましたが
美味しかったです。
本当はもう一泊ぐらいしたい感じでしたが、15:00にはバスでトルンに向けて出発しました。17:30頃にコペルニクスの生まれた街トルンに到着しました。
トルンの旧市街は歩いて回るのにちょうどいいぐらいの広さで、中世の街のテーマパークといった感じでおとぎの国に迷い込んだようでした。ここも世界遺産に登録されています。2時間ほど街を歩いて観光しました。
コペルニクス像

トルン旧市街の通り
夕食はガイドブックに載っていたKarczmaというレストランで食べました。
ジューレックなどのポーランド郷土料理がいただけました。

ポーランド+ベルリン・アムステルダム 旅行記(3)

三日目(7月5日)(ワルシャワ〜マルボルク〜グダンスク)

この日はワルシャワ中央駅から列車でマルボルク経由でグダンスクへ向かいました。
列車のチケットはインターネットで予約して印刷したものを持参すればあとは電光掲示板でプラットホームの番号を確認してホームに行くだけです。
列車は2等の8人掛けコンパートメントです。自分の予約した席に必ず誰か座っているので席を空けてもらったり色々大変です。しかし荷物を男性が棚に上げ下ろししてくれたり、女性がお菓子などくれたり人々とのふれあいを楽しめるというメリットはありました。
車掌がまわってきてチケットの改札がありますが、チケットだけの確認のパターンと、全くノーチェックのパターンと、チケットとパスポート両方チェックされるパターンと色々でした。
マルボルク駅に到着したらマルボルク城が見えるだろうと思ったのですが駅に着いてもそれらしきものは見えません。駅を出て右手の方に歩いていって、一度大きな道路を渡ると商店街のような通りがありそこを通り抜けてマクドナルドの前まで行くとようやくお城が見えてきます。駅前にも案内板のようなものは特になかったのでちょっと分かりにくいです。
マルボルク駅
チケット売り場の地下に無料のロッカーがありましたので大きい荷物はそこに預けます。
マルボルク城は1274年に創建されたドイツ騎士団の城で(なぜポーランドなのにドイツ騎士団なのかはウィキペディア参照)、第二次世界大戦でナチスドイツにより破壊されましたがその後復元され、現在は世界遺産として登録されています。
その後再び列車でグダンスクに向かいました。


マルボルク城

戦後の破壊された様子




グダンスクはバルト海に面した港町で、独特の開放的な雰囲気がありました。
この日はホテルの近くのスーパーに売ってあった寿司を夕食に食べました。
ホテルは古い建物のためエレベータなどなく階段で4階まで荷物を持って上がるのに苦労しました。


グダンスク旧市街


夜20:00過ぎても観光客でごった返していました





広場でロックコンサート・すごい盛り上がりでした







旧市街のスーパーで買ったお寿司

2014年7月21日月曜日

ポーランド+ベルリン・アムステルダム 旅行記(2)

二日目(7月4日)(ワルシャワ)

 この日は丸一日ワルシャワ市内観光。まずは観光案内所の入っている文化科学宮殿をめざしました。
文化科学宮殿





ツーリスト・インフォメーション
ヨハネ・パウロ二世像
コルチャック先生と子供たち。
文化科学宮殿の敷地内にコルチャック先生と子供たちの像がありました。ユダヤ系ポーランド人のため孤児院の子供たちとともにトレブリンカ絶滅収容所に送られ亡くなりました。ポーランドは第二次世界大戦の始まった場所であり、ナチスドイツがヨーロッパに作った20余の強制収容所の半分以上がポーランド国内に作られました。そのためポーランドには戦争の悲劇を伝えるモニュメントや施設が多数あります。

その後ショパンにゆかりのある聖十字架教会へ行きました。この日のワルシャワは快晴でとても暑かったのですが、教会の中はひんやりとしてとても癒される空間でした。      
聖十字架教会
ショパンの心臓が埋められています。



ヨーゼフ・ポニャトフスキ像
池田理代子の漫画「天の涯まで」の主人公

旧王宮前広場

ポンチキ(バラジャム入りドーナツ)


その後Zapiecekというピエロギ専門店で昼食。メニューが非常に多くて選ぶのに迷いましたが肉とキャベツのピエロギにサワークリームがかかったものを注文しました。ピエロギは餃子に似た料理です。

ピエロギです。
次にショパン像が有名なワジェンキ公園をめざしました。ワジェンキ公園の手前にもう一つ別の公園があり、そこに迷い込んで一周したりしながら、なんとかたどり着きました。ショパン像の周りに生けられたバラが美しかったです。
ワジェンキ公園のバラ





ショパン像。ポーランド国民の愛国心の象徴として
ナチスが真っ先に破壊しましたが戦後復元されました。
風に揺れる柳の木の下に座り、
故郷マゾフシェの自然に耳を傾けるショパン
その後バスでヴィラヌフ宮殿に行きましたが、入場制限で宮殿の中には入れないと言われたので庭園だけを見せてもらい、バスで旧市街まで戻りました。
旧市街広場を散策してもう一度聖十字架教会に立ち寄りミサが始まったのでそのまま参加しました。隣に座っていたおばあさんにミサ終了後握手を求められ非常に感動しました。
その後ホテルに戻りました。
この日はポーランド観光初日だったので切符の買い方や公共交通機関の乗り方など分からない事だらけで大変くたびれた一日でした。トラム・バス・地下鉄の共通券がありその券売機をさがして歩き回りましたが、夕方ホテルに戻ってくると宿泊しているホテルの横に探していた券売機が二つも並んでいました。


旧市街広場の人魚像。ワルシャワの守り神。


旧市街広場



トラム・バス・地下鉄・SKMなどの共通のチケットの券売機


ポーランド+ベルリン・アムステルダム 旅行記(1)

                                        2014・7月3日〜7月17日までポーランドに個人旅行に行ってきました。

2週間の長旅のため少しづつ思い出しながらの記録になります

                                I traveled alone Poland from July 3 to July 17.


今回の旅のルートはワルシャワ→マルボルク→グダンスク→トルン→ポズナン→
ベルリン→ヴロツワフ→クラクフ→ワルシャワ→アムステルダムの順です。
       
This trip's route is : Warsaw→Malbork→Gdansk→Torun→Poznan→Berlin→Wroclaw →Krakow→Warsaw→Amsterdam

一日目(7月3日)(福岡〜アムステルダム〜ワルシャワ)
この日は自宅を7:00に出て福岡空港からオランダのスキポール空港に10:25発。現地時間15:10着(時差−7時間)
 
 This day I leave home at 7:00 and  had a flight to Amsterdam Airport Schipole at 10:25.
And arrived at 15:10(local time)(time difference -7 hours).




昼からワインなど飲んですっかり非日常



11年ぶりのスキポール空港は快晴
5時間の乗り継ぎ待ち。少々暇だったのでコインマッサージ機など利用してみましたが、日本のものに比べると動きが単純で今いちつぼに入らないです。昭和の銭湯にあったマッサージ機レベルでした。。日本のマッサージ機が進化しすぎているのか。

20:20発・ポーランドのワルシャワ・フレデリック・ショパン空港に22:10着。シェーンゲン協定でポーランドでは入国審査なしのため荷物の受け取りと現地通貨のキャッシングのみ済ませ、エアポートタクシーを利用してホテルについたのは22:30ぐらいでした。
ポーランドは物価が安いため空港からホテルまで38zl=1000円ぐらいでしたが、メーターのついていない所謂白タクだとその倍ほどの料金を請求されるので注意が必要です。


ホテルの部屋は広くてきれいでした。

2013年4月21日日曜日

A trip to Oama where the place of the Japanese novel "kusamakura"by Soseki Natume (1)

Soseki Natume(1867-1916)
Glenn Gould(1932-1982)


It is an article of my short trip to Oama hot spring  in Tensui town of Tamana city, Kumamoto prefecture in Japan.
Although in Tamana city " Tamana hot spring" is  most famous place, but I went to "Oama hot spring" where located about 30minute by bus from Tamana station.
Oama is the place of the "Kusamakura"story written by Soseki Natume, a novel  loved by Canadian famous pianist Glenn Gould.
There was also a hotspot of democracy movement in the Meiji era, Maeda-families who appear on this story supported Chinese Xinhai revolution, Chinese revolutionist Sun Yat-sen, Huang Xing came this place,  and birth place of Japanese famous actor "Chishu Ryu" .
Even though it is such a interesting place, still not a famous tourist destination.
But I heard that Hayao Miyazaki famous animation director of Studio Ghibli visited here with his coworkers about two years ago.  
This is a difficult question that  when the time japanese people are crazy about new book of Haruki Murakami, why I interested in Soseki Natume's Novel?
Soseki is a great author beyond likes and dislikes just like Shakespeare.
And I love to listen the CD of Glenn Gould's Bach Play .He loved "Kusamakula" so much.(Kusamakura was translated into English in 1965 by Alan Turney, under the title The Three-Cornered World.)
And I also interested in Maeda family (in the novel they called Shihota family).
So I wanted to read  this story once again and to visit Oama.
We can read "Kusamakura"  for free download at Aozora bunko.
We can also download a free reading in the podcast.
http://www.voiceblog.jp/ted606/car21.html
It takes a little patiance when we read this novel because at the beginning part, Soseki's  monologue about the art continue and story not start quickly.
And I think It's so good to read this story  listening with Gould's Bach.
http://www.youtube.com/watch?v=_FXoyr_FyFw
Kusamakura_(novel) at wikipedia

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2013年4月18日木曜日

「草枕」の舞台ー小天旅行記(2)


玉名駅からバスで30分ほどで小天温泉に到着した。私がとりあえずの目的地としていた草枕温泉てんすい行きのバスは一日に2本しかなく、午前便はすでに出た後だったので、とりあえず小天温泉というバス停で降りればなんとかなるだろうと考えていたのだが、小天温泉のバス停は山の麓にあり、草枕温泉は山の中腹にあったので、ちょっとした登山状態で正直こんなところに一人で来るのは間違いだったかも、と少し後悔しながら山を登ってやっと温泉にたどり着いた。

お腹が空いたのでお食事どころで適当なものを注文したが、そこで出された水が本当に美味しくて、カルキの匂いの一切しない天然の湧き水そのものの味で、それだけでここまで来た甲斐があったと本当に思った。温泉の湯もそこまで期待してはいなかったのだが、予想外に泉質がよく洗面所の手洗いの水までぬるぬるすべすべとしていた。天水町というだけあって本当に水が素晴らしかった。

その後山を下りながら、草枕の舞台となった「前田家別邸」や草枕と小天の歴史資料館である「草枕交流館」などを見学した。女性一人でここを訪れる人が珍しいのか交流館の職員の人から不思議そうな目で見られ、色々と親切に解説をしてもらった。
前田家の人々と中国の辛亥革命とのつながりは詳しい事は草枕の背景・前田一族を参照してもらうとして、資料館の中に孫文や黄興の残した書などもあり、私もつい先日「1911」という映画を見たばかりだったので、映画の中で黄興の役をジャッキー・チェンが演じていたのを思い出した。

職員の人が「孫文は日本でも有名ですけど、黄興はあまり有名ではないですね。黄興はNo.2だったんですよ。」という話をされたので、「黄興の役をジャッキー・チェンがやっていましたよね。」という話をすると、職員の女性の方の目が急にぱっと輝き「あ、あの映画みられましたか?」と話が盛り上がり、ちょうど2年前の2011年が辛亥革命からちょうど100周年の記念にあたり町にとっては色々イベント等で盛り上がりのチャンスだったのだが、長崎のほうが宣伝がうまく先に盛り上がってしまったので、こっちは盛り上がり損ねました、みたいな事を言っていた。

「1911」は中国政府が辛亥革命100周年を記念して制作した映画だが、もちろん話は中国中心に描かれているので、日本にそのような革命の支援者たちがいたことや、日本に留学した人たちもたくさんいたことなどは全く描かれていないが、私財を投げうってまで隣国の革命に協力していたある意味国境を越えた人間愛を実践していた人達がいた事に色々と考えさせられるのも事実である。


「草枕」の舞台・小天(おあま)小旅行記(1)


久しぶりのブログ更新です。
前から行ってみたかった熊本県玉名市の天水町にある小天(おあま)温泉に行ってきたのでその覚え書き的な内容の記事です。
玉名と言えば玉名温泉が有名で、小天は玉名市内からバスで30分ほどの場所にある鄙びた温泉で、夏目漱石の小説「草枕」の舞台になった場所である、「草枕」はカナダ人ピアニスト、グレン・グールドの愛読書であった、明治の民権運動が盛んな場所であった、草枕に登場する前田家の人々が中国の革命を支援していた縁で孫文や黄興などの中国人革命家たちもここを訪れた、笠智衆の生まれ故郷である、等々、色々興味深い場所ではあるのですが、あまりメジャーな観光地にはなっていないようです。
もっとも二年ほど前にスタジオジブリの宮崎駿監督もわざわざ東京から数名のスタッフの皆さんとツアーを組んで観光にいらしたそうなので、知る人ぞ知るという感じでしょうか。

世の中の人々が村上春樹の新刊に夢中になっている時になぜ夏目漱石なのか、そんなに漱石が好きなのか、聞かれるとそれは難しい問題でシェイクスピアが好きか、と聞かれるのと一緒で偉大過ぎて好き嫌いを超えた存在なのでなんとも言えないのですが、私はグレン・グールドの弾くバッハが好きでCDを愛聴していることと、色々調べているうちに「草枕」に登場する前田家(小説のなかでは志保田家)の人々が私財をなげうって中国の辛亥革命を支援していたこと等がわかり興味をそそられた事もあり冒頭部分の有名な箇所しか知らなかった「草枕」を一度ちゃんと読んでみようかなという気になったと同時に小天にも行ってみたいと思ったのでした。
「草枕」は青空文庫でダウンロードして無料で読むことができます。
また、ポッドキャストで朗読を無料で公開されている方もいらっしゃいます。
http://www.voiceblog.jp/ted606/car21.html
冒頭部分が主人公=漱石の芸術に関する独白が延々続き、なかなか物語が展開しないので
少し忍耐を要しますが興味がある方は読んでみられるといいと思います。
できればグールドのバッハをBGMに読むとなお良いかと。
http://www.youtube.com/watch?v=_FXoyr_FyFw
(2)に続く。